クララの銃剣道の旅 5〜7日目

2017年7月24日 4回目の稽古

57.8キロ、体脂肪28.6%

少しずつではあるが、毎朝電車に乗って春日井まで行くことにも慣れてきた。ていうか、自分に嘘をついてそう信じさせているのかも。私の体はちょっと変になっている。体のそれぞれの部分はコントロールなしで勝手に動き始めている。更なる足捌きの練習、攻撃、願わくば体の傾きが少なくなっているように…。私にとって、攻撃時の正確な姿勢はまだまだ謎だった。更に、突然だし驚くべきことだが、日本語でのウォーミングアップの責任者になってしまった。「はい、できます」! 日本語で「head and shoulders, knees, and toes」って何て言うの?? 今のところ「toes」はまだ出てこないが、それらの言葉を使うのは確実なのだから。

私の率直な(たぶん、かなり批判的になっているが)意見では、全てがバラバラに壊れて行っている気がする。フォーム、足捌き、掴みにくい間合いの感覚など全て。私たちは高度なことをやっているわけではないのに、私は全ての関節がバラバラに分裂して動いているような感覚があった。加えて、私は新たに自分自身を痛めつけていることを発見した。右ひじを強く締めすぎ、結果それが鈍い攻撃となり、自分の腕に自分の防具で青あざを作ってしまっていた。バカな私。笑っちゃう。いま私の体にある青あざは全て、私が自分で付けたものだ。誰が悪いわけでもない。体が傾く問題については、常に先生と仲間から「オーケイ」と「ダメ」を言われ続けているので、改善されることを期待している。それから、剣道でも言えることだが、私は「払い」が嫌い。もちろん、頭では理解しているが、実際に払いをするときうまくいかないのだ。前述した体のコントロール不足に加え、私の払いのフォームは全くなってないし、ちっともうまくできない。稽古の中で、払いとともに使える様々な足捌きがあることを発見し、全てを試してみた。踏んで、踏んで、突く、が私のお気に入りである。私の手と足はなかなか連動して動いてはくれず、集中したほうに偏って、片方がお留守になってしまう。また、他の部分に気をとられると、私のかけ声は少し遅れ気味になるのだ。

 

2017年7月25日 5回目の稽古

57.7キロ、体脂肪28.3%

この一言が道場の状況を正確に言い表している:サウナ! 道場はまさにサウナの如し。私は、この道場という名のサウナが、タトゥーを入れた人を歓迎しないことを願ったが、残念ながら全く問題はなく、このサウナは私たちを汗でベタベタにするのだった。予てより抱える問題(傾いた姿勢、肘、足)が今や稽古の中心だった。全てのフォームは今なお最悪に思えた。右の間合いについても稽古したー中に入るときや、正中線のコントロール(私は正中線がまっすぐのまま動けない。みんなは私のフォームを見て、笑ったり、目をぐるりと回したりしている)、動くこと、動くこと、動くこと(当然ながら、傾かず、バランスを崩さずに)について稽古した。今週の私の目標はこれ。ターゲットに到達することに集中すると、私のフォーム(傾き、肘、肩、足)は崩れてしまう。これは1〜2週間前からの新しい課題だが、踏み込みはまだ全然できておらず、これも稽古しなければ。一緒に稽古する仲間の意見を聞き、絶対に進化させなければならない。構え(足は90度に開くのではない、前後の足を置く間隔は一足長半、腰を落とし、まっすぐな姿勢を保つ、左肘は前に、右ひじは強く締めすぎない、右肩はリラックス)、突き(タイトさ、スピード、高さ、肘、肘、肘)、間合いと正しい気合い。やった!

雨なので今日はなぎなたはナシ。悲しい。日本の雨、短時間に恐ろしい勢いで降った。もう雨は結構、私は水なしで濡れることができるの。シャワー以外で、私に降り注ぐ水は必要ない。

2017年7月26日 6回目の稽古

57.4キロ、体脂肪28%

今日は、出稽古の先生がきた。新しい出会いは、何かしらの発見をもたらす。それ以上によかったのが、姿勢が傾かなくなってきたことと肘を強く締めすぎなくなってきたことだ。足は、前足をまっすぐ、後ろ足は直角より15度内側へ入るという正しいアングルをキープしながら動くために、まだまだ稽古が必要だった。良い突きをするためにどうすべきか、啓示を受けるいくつかの瞬間があった。それは、私の右肩がリラックスしている時によく起こるのだが、全てのパワーが後ろ足から腰にかけて巡る瞬間がある。そこに達するには、良い構え(足と膝は特に)でなければいけないし、私のバランスが良いか悪いかは、足と膝で決まる。突くことに関し、学ばねばならないことは限りない。私は自分がどれだけダメな元立ちかを思い知り、これからはミスを少なくしていこうと心に誓った。銃剣道では、間合いは元立ちが決める。間合いが遠すぎれば、生徒は無理に元立ちに合わせるべきではない。元立ちは逃げることもできるが、その際もバランスはキープしなければならない。私のフォームは本当にまだまだだが、もしきちんと集中して準備すればすぐに改善できると思う。素早い攻撃を繰り出すときは、まだあまり上手くできない(控え目に言っても)。進化したところを挙げると、私はウォーミングアップのやり方に慣れてきて、少なくとも「頭と肩」はできるようになった。

*これは、銃剣道ワールドの翻訳者でゲストライターのクララによる目下進行中の連載である。銃剣道を始めたばかりの彼女と、彼女のパートナーであるルーカスが、3ヶ月に渡る日本滞在の中で、銃剣道の稽古をしていく様子を定期的に投稿する* 

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

テーマ: Baskerville 2 by Anders Noren

ページ先頭へ ↑

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。