構えと直れ パート2

構え パート1」は下記参照

構えに入るときは、鋭くキビキビした動作で行うが、ギクシャクしてはいけない。手の動きのタイミングに特に留意する。動きはじめの部分は非常に素早く、次にやや間をおき、流れるような動作で構える。先生は繰り返し「一、二」と声をかけながら、この動きを体に覚えさせるべく反復練習を行う。このタイミングは直れにおいても同じで、前半の動きが後半よりも素早く行う。前半の両手を前に合わせて木銃を持つ部分でも、相手が仕掛けてきてもまだ対応できるよう、しっかりとした安定感のあるポジションでいなければならない。直れを行うときは、何も考えずにやるべきではない。構えや残心、そして直れの動作は、「攻め」として考えるべきである。

構えと直れをする際、後ろの手を動かすときに、木銃の先を跳ね上げたり下げたりしないようにするのが大変重要である。木銃の先を動かさないためには、後ろの手で強く握りしめず、指をリラックスさせて、トリガーに指が引っかからないようにし、スムーズに動かす。後ろの肘が体の後ろに隠れるほどに引きすぎてはいけない。こうしてしまうと、手は真っ直ぐの線から外れ、木銃が跳ねる原因となる。

このような構えをすれば、相手は真っ直ぐに突いてくることを躊躇うはずである。ギクシャクせずに十分コントロールされた物腰で強い構えをすることは、攻めの姿勢を素早く見せることであり、試合においては大変重要である。多くの人は、その人の銃剣道のレベルを構え/直れの仕方で判断するのだ。

銃剣道における構えと直れは、礼法の重要な要素である。54秒からの映像に見られるように、試合中に直れをおざなりに行い、相手に対する尊敬を十分に表していない。試合の感情に流されたままこれを行うことは、友達を作る良い方法とは言えない!

構えの足の動きは、両足の踵をつけてつま先を90度に開いて立ったところから、左足を前に相手に対して真っ直ぐに向け、後ろ足は後方に少し旋回させて、15度内側に入った地点で正しい位置に足を置く。

直れは、後ろ足を前に移動し(銃剣道には後ろに下がる動作はない。「軍隊に後退はない!」)中心から45度につま先を開き、前足もやはりつま先を開き、左右のつま先が90度開いた状態にする。踵は軽く触れ合っているか、あるいはごく近くにある状態にする。

 

ありがちな失敗:

2分20秒 木銃の先端が構えに対し真っ直ぐになっていないと、動きが途中で妨げられる。

2分22秒 最初の動きのときに、木銃の先が跳ね上がる。

2分27秒 後ろの手を構えの後に修正しているが、これは木銃の先が跳ねる原因となる。

2分29秒 動作が繋がってしまい、一つの動きしかない。

 

クロエは、木銃の銃床を自分の腰骨よりも下に構えてしまう癖がある。銃剣道よりなぎなたの構えのようだ(彼女はなぎなたが大変上手いので、そうなるのは理解できる)。

ここを注意してからも、クロエはまだ後ろの肘を体の後ろに引き込んでしまい、後ろの手を真っ直ぐに動かすのが難しい。それが原因で直れのときに木銃が揺れてしまう。

構えをするとき、もし体と木銃が一緒に動かなければ、あるいは体が完全に半身になっていなければ、木銃が垂の下に入ってしまうことがしばしば起こる。

練習相手に木銃の先を軽く持ってもらい、正しい木銃の動きを手に覚えさせる練習をするといいだろう。

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テーマ: Baskerville 2 by Anders Noren

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