台北2017:異種試合 ラースン対タヴェルニエ エンジョイ!

2日間のセミナーの後、佐藤先生が「楽しむのが大事」と仰ったので、異種試合を行うことにした。

私の知る限り、異種試合の公式なルールはない。異種試合では自分の技を良い形で見せるのが重要なポイントである。「スポーツマン精神に則って」というところであろう。

バティストは、薙刀の幾つかの古流を学んでいるので、変わった構え(現代なぎなたから見ると)と技を使う。彼は私が現代なぎなたを長年稽古してきたことを知っているので、すぐに横一文字に構えた(これは私もなぎなたでよく使う手である)。相手を引き込み間合いを図りにくくするのに非常に有効である。相手が無謀にも突進してきた場合、易々と脛を打てるのだ。

私はそこまで間抜けではないので、簡単な攻撃をされないよう素早く間合いを詰めた。その結果、私は間抜けな敵になってしまった。私の下段は、前脚の脛を隙だらけにし、フェイントをかけようとした時に、私の間抜けさが暴かれた。

そこから学んだことによって、私は間合いを取り、より下方の下段で脛をカバーした。これによって防御は出来るが、バティストにとっては間合いを図りやすくなり、自分の良い攻撃を妨げることになってしまった。私はバティストが間合いをコントロール出来ないように速い足捌きでフェイントを使おうとしたが、あまり効果がなく、なぎなたでの胴打ちがなかなか難しいことに感謝している。

バティストからの幾つかの違う技による攻撃を受けた後、私は自分の足捌きのスピードが攻撃をダメにしていると感じていた。なぎなたでは、私は普段右中段の構えを使っており、私の右足は左足より脛の攻撃を避けるのに優れているので、私は今までと逆サイドに構えることにした。これは銃剣道では普段行わないが、ルール違反にもなっていない。逆サイドで構えることはあまりにも馬鹿馬鹿しくて敢えてルールに記載する必要もなかったのだろう。

構えを変えたことによって、脛を避ける足捌きは速くなり、私の作戦は報われた。突きはどちらかというとなぎなた的な突きだったが、佐藤先生は寛大に捉えてくれた(または、混乱していた)。

構えを変えたことで、私の下段は脛をよくカバーするようになり、バティストは他の部位を攻撃するようになった。

他国の軍隊の幾つかの銃剣の手引書によると、彼らは「前の手をスライドさせる」技を使うようだが、私は常々その技はリスクが大きすぎると感じていた。もし技が成功しなければ、銃剣が落とされる可能性が高いからだ。そうは言っても、木銃の可動領域が飛躍的に広くなるのも間違いない。もちろん、バティストは木銃の長さは分かっていたが、この技により全てが変わり、彼の脛の攻撃はやや急いだ形になり、高めの攻撃になったところに、私の突きが入った。

もう一度同じ手が使えるとは思わないが、とにかくとても楽しかった。

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

テーマ: Baskerville 2 by Anders Noren

ページ先頭へ ↑

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。