何てすごい経験だったろう!
これら最初の頃のビデオをまともに見ることができない。同じように、最初のポーランドでの銃剣道のセミナーの写真も見られたものじゃない。不恰好な動き、初歩的なミス、私の顔は、何をやってるか全くわかっていない表情をしている。今の私が馬鹿なミスをしないということではなく、私はミスがわかるようになったので、それほど恥ずかしくなくなっている。
私は歩いて、話して、人々を木銃で突いている。銃剣道が非常に初心者に親しみやすい武道だというのがわかるだろう。銃剣道の複雑さは、そのシンプルさの中にあり、素敵で複雑な動きは殆どない。やればやるほど、やることは少なくなる。構えが完璧なら、手首の小さな返しだけで十分だ。私は少しだけ剣道の経験があった(と言っても、1年未満(5級)だが)。それでも、私は熟達した銃剣道家たちとこの武道を楽しむことができたし、今も楽しんでいる。日本に行く前は本当に不安だった。いろいろな人から聞く話から、鬼のような八段の先生方に毎日厳しく鍛えられると思い込んでいたのだ。しかし、日本で出会ったのは素晴らしく親切な人たちだった。未だに彼らのことが恋しい。
本当に様々な発見があった。順調に上達したとは全く言えないけれど。銃剣道ワールドのサイトで私の日記を読んでいただければ、私の旅の良かった部分も、苦悩した部分もわかってもらえるだろう。このポストに関する短いビデオは、私が進歩した過程が紹介されている。自分が何をやっているかこれっぽっちもわかっていなかった−ブーン!−啓示を受けたように、突然全てが腑に落ちた過程を見て欲しい。これまでやったスポーツでも、同じような経験をしてきた。銃剣道では、一番大きな変化は、自分が足捌き(特に踏み込み−剣道でやってきたものは十分でなく、これがなかなかできなかった)を理解した時にやってきた。フットワークを通して突きに力を与えるのだ(右足が肝である)。そして一番大きなものは、私の左右の手の役割だ。私はこの突きの狂気の中で、いかにリラックスし楽しむかを学んだ。そして、これこそがこのショートビデオの特徴であるが、武道は楽しいということだ!
これは、銃剣道ワールドの翻訳者でゲストライターのクララによる目下進行中の連載である。銃剣道を始めたばかりの彼女と、彼女のパートナーであるルーカスが、3ヶ月に渡る日本滞在の中で、銃剣道の稽古をしていく様子を定期的に投稿する。
銃剣道に興味がありますが、なかなかやってる道場がないです涙