稽古の基本:喉突き

コメント:サイモン・ラースン

喉突きのとき、締めは他のどの突きの時より重要である。締めが甘いまま喉を突くと受ける方は不快だし、悪い習慣が身についてしまう可能性がある上に怪我の原因にもなりかねない。良く補強された大きい強い喉の付いた銃剣道の面がない場合、この練習をすることは全くおすすめできない。

 

喉突きをする場合、木銃が上を向く状態になる。それでOK。

 

特に、初心者は喉の真ん中から少しだけサイドにずれたところを狙うといい。多くの人は喉突きを受ける時、頭を完全に真っ直ぐにしていられない。そのため、喉の真ん中を突くことは、受け手の首に捻れた力を加えることになり、痛みを伴う。また、突きは横に滑り、見た目も良くない。

喉は遠いため、間合いを縮めるか、後ろ足で強く押し出さねばならない。間合いをカバーするために手だけを伸ばすと、締めが弱くなり、悪い癖がつくのでやらないように。基本を行うときは、間合いが遠すぎてターゲットを突けない場合でも、無理をせず動作を完璧に行うことが優先されることを覚えておいてほしい。

 

基本では、間合いが近い方が構えが崩れる心配が減る。正しい突きをさせるため、元立ちはしっかり距離を調整しよう。

 

基本以外の稽古や試合の場合、後ろ足を前足に引きつけるのが、距離を調整するのに有効だと思う。これを行うとき、一連の動きを止めないことが重要だ。後ろ足を引きつけたらすぐに前足を動かす。後ろ足を動かすとき、相手はあなたの体の動きに気づくだろう。そこで動きを止めたら、悪い姿勢になり、相手に攻撃の好機を与えることになる。

 

喉突きを受ける直前に、歯をくいしばるようにすると、力が分散され、単に頭で止めようとするよりも楽である。顎をやや下げるようにして受けると、肩で衝撃が吸収できる。

 

頭を真っ直ぐにすればするほど、突きが頭をブレさせる機会は減る。半身を浅くすることはいいが、あまりやりすぎないこと。

 

突きを吸収するために少し後ろに下がるが、そのタイミングは非常に難しく、非常に重要なポイントでもあるので、掛かり手に正しく伝えよう。もし退がるのが速すぎると、掛かり手は無理に突いてくるので悪い癖がつくばかりか、元立ちに怪我をさせるかもしれない。もし退がるのが遅すぎれば、突きをまともに食らう。退がるタイミングは、速いよりは遅いほうがマシだが、どちらも良くはない。

 

私が元立ちとして退がるとき、膝を少し曲げて重心をやや下げるようにしている。これは他の突きを受けるときと同じであるが、効果は全く違ってくる。もし他の突きを受けるときにやっていない場合でも、喉突きを受けるときは特にこのやり方を実践してみてほしい。

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