ポーランド・ワルシャワでの第一歩

ジャセク・リピンスキー

 

あなたの武道のバックグラウンドは何ですか?

私は剣道五段です。銃剣道を始めた時は四段でした。

 

なぜ銃剣道のグループ稽古を始めたのですか?

ずっと銃剣道には興味がありましたが、日本は遠すぎてなかなか体験できませんでした。2007年に日本武道館がポーランドで武道の演武を企画した時に、他の武道と一緒に銃剣道を見ました。すごくいいなと思いましたが、その後十年間銃剣道に触れる機会はありませんでした。2017年にポーランドで銃剣道のセミナーが開かれると聞き、しかも日本の先生が来て指導してくれるということでしたので、早速申し込み、セミナーに参加しました。セミナーは最高でした。多くの友達ができましたし、今後につながる人脈もできました。一番大事なことは、銃剣道の防具を寄付していただき、今後も練習を続けられることになったことです。私は防具を4ついただいたので、道場の仲間に練習に加わるよう呼びかけました。皆さんのお陰で、徐々に上達していると思います。

 

銃剣道のグループ稽古はどのくらいやっているんですか?

一年二カ月です。

 

どんな場所で稽古をするのがいいのでしょうか? 稽古場所を探している人に提案はありますか?

値段と床の質で決めています。それから防具を置いておく場所があれば望ましいです。

-それからアクセスしやすさも大事ですね。

 

防具や道具が足りない場合はどうしますか?

私たちは初心者には十分な防具と木銃があります。メンバー全員が剣道をやっていますので、皆剣道用の防具は持っています。

 

あなたは稽古のプランを立てますか? これから指導しようとしている人にアドバイスはありますか?

練習プランはありますが、それに完全に沿ってやるわけではありません。柔軟性を持つことや修正が必要な箇所に時間を割くことが大切です。練習をビデオに撮って、より経験のある銃剣道家に見てもらうことも良い考えだと思います。我々が初心者の時は実に役に立ちました。

 

グループ稽古を始めるにあたって、問題になったことはありますか?

私の場合はですが、新しい武道を始めたことで、まだ剣道で学ぶことがたくさんあるのに、と周囲から非難されました。そのうち下火になりましたが、非難を躱すために剣道も頑張りました。

 

これから始めようとする人への一般的なアドバイス

銃剣道と短剣道をやりたければ、ぜひやった方がいいです。経験のある人たちに相談しましょう。実際先生たちは喜んで助けてくれますよ。

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