サイモン・ラースン&エミリー・ジャックマン
パート1「突き前」のビデオを見ていない人は、そちらを見て稽古してから、このビデオを見ることをお勧めする。このビデオはその応用編となっている。
パート1と同じ基本の稽古をしているが、前回は習技者が素早く一歩を出しながら表で突き、それにより突きを正しく受け止めるためには元立ちは同じように後退していた。
今回のビデオでは、元立ちがどのように習技者の表の突きを導き、木銃を正しい位置にコントロールするのかが見られるだろう。
これを行うために、元立ちは突きが入ってくるとき、小手を使ってその通り道を作る。13秒からの映像を見て欲しい。山口先生は、前腕を上げて小手と自分の木銃で相手の木銃を受けている。それにより、彼は突きをなやして、正しい場所に相手の攻撃を導くことができるのだ。次に、元立ちは前腕を伸ばしてセンターを開けさせ、相手の隙を作らせるわけだが、木銃が正しい位置にあることによって、その動きに容易に繋げることができる。
最初の突きの導き方が非常に重要である。元立ちは前腕を上げ、強く明確な動きによって相手の木銃を受ける。もし腕が外側にそれていれば、相手の木銃を正しく受け止められず、次の動きにも支障が出てしまう。
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