反復練習:肩を緩める

サイモン・ラースン&エミリー・ジャックマン

稽古するときは、硬くならないことが重要だ。この練習によって、突く前に肩の力を抜くことができる。

注意! この練習では、正しい突きを習得するために、普段はしないような動きをしている。普通、基本では、重心を上下させないし、突きをする前に動きを加えない。人によって、この稽古が役立つだろうし、そうでない人もいるだろう。とにかくやってみて、自分に合うかどうか確かめてほしい。

最初は、腕の動きから練習しよう。木銃を中段に構え、肩を前に回すようにする。腕と肩が中段のポジションに戻ったら、そのまま突きをする。ここで注意することは、常に肩を緩めておくこと。中段に戻ったとき、突く前に力が入っていないことを確認する。

次に、肩を回している時に継ぎ足をし、前に出ながら突く。

肩がよくほぐれたら、上体の動きを最小限にする(1分8秒)。つまり、肩と腕の動きは小さく、素早く行い、非常に速くクリーンな突きが行えるようにする(1分14秒)。

そのほか、突きの後に足捌きを付け足したり、流しに組み込んだりすることができる。

特に注意すること:

  • 木銃も同じように円を描くように使おう。木銃の先の角度がブレていないことを映像の25秒で確認してほしい。床に対して常に同じ角度を保っている。こうすることによって、リラックスしながら、手の中はプレッシャーを保っていられる。
  • 特に最初低く突くとき、水平ながら後ろ手は臍の高さになる。こうすることによって、肩を低く保ち、重心を低くしたまま突くことができる。
  • 継ぎ足を使う時、後ろ足が前にくるタイミングで木銃を回し、膝を使って重心をあげる。僧帽筋を絞りながら突く。これにより、足を使いながら突くタイミングを掴むのに役立つ。
  • 突き前や流しをするとき、突いた後は、重心を低くするようにし、飛び跳ねないように注意すること。

学ぶべきこと:

  • 特に、肩を緩め、重心を低くすることを習得するようにしよう。
  • 上下の動きの中で継ぎ足を行うことによって、後ろ足の使い方が上達するだろう。

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ページ先頭へ ↑

%d