J は銃剣道のJ そしてジャパンのJ パート2

文:ヌーノ・ヴィエイラ・デ・アルメイダ

短い新幹線の旅のあと(大荷物で新幹線に乗るときは、指定席を取るか、座席の後ろに物が置ける場所をキープしよう)とうとう名古屋に到着した。プラットフォームで相撲の力士を見かけたが、大男は威厳ある様子だった(たぶん彼は皆に注目されていることをわかっていたんだと思う)。

その後、僕はすぐにサイモンとエバの家に向かった。日本での滞在のほとんどは彼らの家に厄介になる。二つの大きな荷物とバックパックを提げて(自分へのメモ:次回は絶対に軽いお土産を用意すべし)、汗だく状態で彼らの家に着いた。日本の夏はハンパない!

前回、一月にベルリンでサイモンとエバに会った。半年後で再開を果たしたわけだが、今回は次の目的があった。銃剣道である。彼らは家の周りを案内してくれて、5分後にはショッピングに出かけることに。サイモンは気楽な様子で「自転車で行こう」と言った。えーと、サイモンさん…自転車は15年ぐらい乗ってないんですけど…いや、まあいいか。付け加えるとしたら「車の通行は逆サイドだよね?」僕は間違いなく混乱したポルトガル人になるだろう。でも、何とか乗りこなし、交番に突っ込むこともなかった。大成功! 僕はとてもツイていて、コンビニのくじを8本引いて、8本のアルコール飲料をゲット!

家に帰り、スタートレックを観ながらちょっとリラックスしたあと、いよいよ武道の時間だ。これって短剣道の木刀? Yes! ある武道具屋では、通常の剣道の小太刀ではなく、銃剣道に特化した反りのない木刀を売っている。サイモンは反りのない木刀を使うことによる小さな違いと、それが形に与える影響(詳細)を説明してくれた。僕は木銃を構えたが、全ての側面から修正された。これから始まる稽古の日々のために非常に有用なアドバイスをもらった。心体が一緒になるまで、銃剣道を心と体で学ぶ。構え、足捌き、姿勢、握りの役割や腕・肘(だいたいは右肘)の使い方。

一月のセミナーの後はほぼ一人で稽古してきたので銃剣道のアドバイスをして貰えることはなかった。短かったが、ここで直してもらって、アドバイスをしてもらえてとても良かった。良い指導と経験のある人々の観察眼は何物にも代え難い。

 

*これはポルトガル人ゲストライターのヌーノによる現在進行中のブログである*

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