稽古の基本:短剣道:胴突き

胴突きは短剣道で初めに学ぶことである。相手の胴を真っ直ぐに突く。

 

直れから中段の構え

構えは二つの動作でスムーズに行う。短剣を左手で持ち、体の脇に軽く構える。腕は真っ直ぐにしたり、肘を曲げたりせず、自然に落ちるようにする。短剣は、剣先を下に、また蔓が床に向くようにする。右腕は自然に体に沿わせる。

 

初めの動きは、次の動作を同時に行う。

  • 短剣を持ったまま、左腕をあげる
  • 左手首を回し、指と蔓が体の方に向かうように
  • 右手で柄を握る
  • 右腰と足で前に出る

 

二つ目の動きは、左手を短剣から放し、右手で短剣を受け取り、中段の構えになる。

 

短剣道 中段の構え

短剣道は右腕が前になる右構えである。短剣を握るときは肘を下げ、左手は軽く握り左腰骨付近にそえる。制体技を使うとき以外は、左手はこの位置である。構えは、重心を真っ直ぐにし、膝を緩め弾力性を持たせる。短剣は自分の胴の高さに構えるが、切先の延長線上は相手の目に向ける。

 

基本の胴突き

通常は段位が上の者がはじめに元立ち務める。5歩の距離を取って礼をし、元立ちは「構え」の号令をかける。中段の構えになり、元立ちは2歩前進し間合いに入る。短剣道では互いの切先は交差せず、先端を付ける(42秒)。

 

号令は「胴を突け」、同じ動作をする場合は「同じ」と号令をかける。号令の後、元立ちは半身をやや開き(右腰・右肩をやや開いて)隙を作る(1分30秒)。打突の場所は、胴台と胸の境目が良い(1分52秒)。元立ちは、突きを受けるとき2歩下がるが、歩幅は狭く、互いの姿勢を崩さない距離を取る(2分10秒)。正しい距離を保つことは、相手が正しい腕のポジションで突けることにつながる。

 

胴突きは、真っ直ぐに行う。短剣は上向きになるべきで、突くときにフラットになっていてはいけない。腕は力強く、真っ直ぐに使う(手首まで)。手首が後ろ側に曲がっていると、突きは弱いものになってしまう。姿勢は背筋を伸ばし、前のめりになったり反り返らないようにする。

 

距離を修正する

短剣道は小さな足捌きをを使う。ともすると踏み込みすぎて、悪い姿勢になったり、突きが外に滑ったりしてしまう。正しい距離を掴むためのサイモンのテクニックは「正しい」テクニックではないが、初心者が正しい距離感を掴むために役立つと思う。踏み込む前に、突くときのように腕を伸ばしてみよう。それから前進してみる。こうすることによって、踏み込みすぎかどうかがすぐにわかる。

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