第48回全日本青年銃剣道大会個人戦女子の部l: ラウンド1: 一回戦 8. 西村咲弥香 対 根本 尚美

コメント:サイモン・ラースン

私は、銃剣道の審判の資格があるわけではないので、これらは私の単なる感想である。

この試合は、私に基本動作である遠間突きの重要性を気づかせてくれた。同時に、この動作の中で、経験豊富な元立ちは、相手が走っているか引き抜き残心のときに隙があれば、相手を突くことができるということも見せてくれた。あまりに重要であるがゆえに、私はこの練習が嫌いである。

もしも自分がセンターをコントロールしなければ、相手に対して隙を与えることになる。

赤の最初の素早い猛追で、白は彼女の木銃を高く上げ、裏を突く隙を作った。白が木銃を高く上げる直前に木銃の剣先を落としたので、赤は分かっていたのではないかと思う。赤の突きと残心のあと、白は赤を猛追する意志を見せた。赤の残心は低すぎるように見えたが、白の最初の攻撃をかわすには十分なほどセンターにあり、結果、二つ目の突きもブロックできた。

二本目は、白の試みはうまくいかず、彼女の残心は赤の手首の下となり低かった。相手の手首か武器をコントロールしないときは、カウンター攻撃を避けるために十分な距離が必要だ。

自分より上手い相手に当たることは試合ではよくあることだが、自らがしっかり基本練習をしていれば、上手な相手といえども簡単に勝つことは難しくなる。

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ページ先頭へ ↑

銃剣道ワールドをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む